1．IDが停止になる可能性のあることをする場合、事前にユーザーサポートに連絡する。

２．正規の使用範囲であってもID停止になる可能性のある行為について。

（Ａ）パソコンの構成変更
　内蔵フロッピーディスクドライブや外付けハードディスクなど、かなり些細な変更であっても該当するようです。認証時には、外付けハードディスクは最初に認証した時と同じ状態（接続していたかどうか）にしておく必要があります。

（Ｂ）パソコンの買い換え
　これが最も注意が必要です。
　買い換え時について説明書に記載されている通りの方法でインストールしてもIDは停止となります。
　（一度目の無償ID再発行はそのためにあるそうです）

（Ｃ）パソコンの修理
　修理に出した場合、実際には一部パーツが交換されている場合があるので、場合によってはID停止になることがあります。

（Ｄ）リカバリー
　パソコンのリカバリー、OSの再インストール（上書きも含む）などによっても、ID停止になります。
　間もなく発売されるVISTAへのアップグレードもこれに該当するので、購入予定の人は注意しましょう。
　WindowsXP・MEの「システムの復元」機能も該当する可能性があるそうです。
　Windowsアップデートによる更新プログラムの導入については、該当する可能性は低いとのことでした。

３．有償対応の費用例。

　　＊送料によって費用は異なりますので、一例としてお考えください。
　　　（通常はエクスパックではなく、送料着払いの宅配便となります）

　　＊CD-ROM等を送るのに使用した封筒代は金額に含んでいません。

ID再発行の料金　　3,000円
現金書留封筒　　20円
現金書留送料　　500円
返送用エクスパック500封筒　　500円
CD-ROM・IDの用紙のメーカーへの送料　　160円（メール便）

合計　　　4,180円


　一度停止になったIDはユーザーサポートに連絡しても復帰させることが出来ません。
　IDの再発行には、CD-ROMとIDの書かれたピンクの用紙をメーカーに送り、新しいCD-ROMとIDの用紙を折り返し送ってもらうことになります。
　このため、認証が通らなかった場合、WindowsXPの認証システムなどに比べて、かなりの費用負担が発生することになります。
　無償対応の場合も送料・着払い手数料はユーザー負担となりますので、完全に費用なしというわけにはいかないので注意が必要です。