MSX(1)版のロマンシアをプレイしてみました。
MSX(1)のグラフィックは単に解像度が低いだけでなく、横8ドットごとに2色しか使えないという特殊な制限があります。また、キャラクターはスプライトを使用していますが、基本的に主人公など一部を除いて単色です。このため、他機種に比べるとどうしても画面は見劣りしてしまいますが、ゲーム自体はしっかりと移植されています。
画面下の縮小マップ表示が無くなったことと、追加されたオープニング曲が収録されていないという違いはありますが、動作は軽快で良好な移植となっています。
さらに隠し要素として、セリナ姫が主人公になるモードも用意されています。このモードでは、単にグラフィックが変わるだけでなく、王様など一部のメッセージも変化し、さらわれたのが王子になっています。
ただし、MSX2版も別に発売されているので、MSX2以降を所持している場合は、そちらのほうがお勧めです。
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